1998年5月の白糠線 白糠〜上茶路の風景 その3

上茶路近くの踏切跡です。
こちらは白糠方を見ての撮影です。
砂利道は線路の砕石ではなく
墓地へ通じる道路でした。
同踏切より北進側です。
写真中央に見えるポールは
駅構内の照明灯だったと思います。
歩道部分の舗装が
微妙に違うのも注目です。
線路だった場所はアスファルトで
その前後はコンクリートです。
草むらの中に見える線路が
上茶路駅構内の一部です。
駅の線路がエンドレスに繋がれ
軌道自転車でサイクリング(?)
出来るようになっていましたが
軌道自転車が錆付いてましたし
線路も草むらに覆われてました。
上茶路駅舎です。
国道から駅への道を歩くと
こんな風に姿を現しました。

残念ですが駅舎は解体されてしまい
現在は見ることは出来ません…。
国鉄の地方の駅と言えば
駅舎本体には便所はなく
すぐ隣に小さな厠が建てられていて
さらに倉庫も併設と
模型の世界そのままって感じです。
駅舎にはガラスは残ってませんが
原型は保っていました。
駅名の活字が剥がれ
茶がかろうじて判別できる程度でした。
駅舎内です。
私が一番気になるのが「連動機」です。
信号扱所の制御盤を撮りました。
場内信号機1つ&出発信号機1つと
寂しい構内ですね。
ただ、思うには
スタフ閉そくをしていたのなら
制御盤は不要だったと思うのに…。
足寄まで開通していたら
唯一の交換駅だったのかな
とも思います。
駅舎の中で
駅事務室内より待合室側を撮りました。
左が出札の窓口で
右が荷物の窓口って所でしょうか??
駅事務室の一番奥には
仮眠用の2段ベッドがありました。
列車本数が少ないのに
泊まり勤務の人っていたのでしょうか?
待合室内です。
取り囲むようにベンチがあれば
雰囲気が出るのですが
腰掛の類は見られませんでした。
それにしても、この机って、、、
待合室から事務室方を見ました。
ゴミ、多すぎです。
飲食するのは自由ですが
せめて自分の物ぐらいは…。
建物自体がゴミの様ですけど。

改札口の向こうに見える傘は
私が用いたもので
近年まで自宅で使っていました…。
駅の軒下からホームを見ると
こんな感じです。
踏切を渡ってホームへ行く
国鉄地方駅の典型のようですね。


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