2001年5月の深名線・幌加内〜鷹泊の風景 その2

沼牛〜鷹泊の間の「幌加内峠」の続きです。
国道の車の走行音は聞こえますけど
形は見えない距離で山の中を歩くのは
少しドキドキです。
いかにも鉄道のカーブです。
線路も無い今になっては
キハが顔を出すことが無いですけど…。
下幌加内ダム湖のほとりを進んでいます。
現役の頃、何度も乗ったのですが
ダム湖がを見た記憶がない私です。
ダム湖のほとりを過ぎると
幌加内トンネルの入口に辿り着きました。
ただ、前に来た時とは違って
土嚢を積み上げて入口は封鎖されていました。
幌加内トンネルの沼牛方の入口のアップです。
表面には金網があり厳重な封でした。

土管が1つ転がっていたのが
何か変な感じでした。
トンネルから来た道を引き返して
先ほどの場所をもう一度通過です。
国道にて迂回して鷹泊方へ回ることにしました。
峠を越えてすぐの跨線橋より下りて
深名線跡に復位しました。
幌加内方とは違って草が生い茂ってました。
トンネルの鷹泊方の入口を目指す途中です。
ジメッとした森の中を歩くよう…。
遮る木々をかわして進みました。
幌加内トンネルの鷹泊方の入口です。
こちらも土嚢を積まれ封鎖されていましたが
金網はなく、上部には隙間もありました。
さすがによじ登って撮影は無理でしたが…。
入口付近をひいて撮りました。
先ほどまでのジメジメ感はなく
空地の先にひっそりとしているという感じでした。
トンネルを過ぎたので、今度は下り坂。
木々が多くなりイヤな予感を覚えつつ
坂を下り進みます。
予感は実感に。
沼牛方にはなかった草木に先を阻まれます。
見通し距離がなくなると
「野獣」との遭遇も心配なので…。

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