道内・引込み線です。


1994年「初夏」篇 パート1

網走駅に到着した
オホーツク1号とノロッコ号です
石北峠越えは乗りごたえがあります。
ただ、札幌から5時間以上の旅路は
疲労感も満点必至??
朱鞠内駅にて名寄方を撮影。
20年以上も時間が止まったような
構内でした。
ちなみに、
中央下より転轍機へ向かっての
歩いた跡は
車掌がポイントを転換するために
歩いたものです。
前回よりは見やすいでしょうか?
連動図表に興味のある方は
是非、メールくださいませ。
朱鞠内駅より名寄方を撮影。
上り本線の出発信号機が
進行現示となっていますね。
上の連動図表によれば
出発信号機「3」を現示するならば
転轍機13は定位に
転轍機11は反位に
それぞれ鎖錠(固定)される
って意味が読み取れるのです。
左はキハ53-507で
右はキハ53-505です。
こじんまりした構内に
人影がまるでなし…。
上り本線のキハ53-505の
発車寸前です。
上り線のホームへは
気動車直前の踏切を渡る〜
地方独特の対面式ホームです。
非自動区間なので
発車していっても
信号は停止現示にはならないのです。
今度は名寄方の出発信号機を
扱っていますね。
信号テコは
左から3,5,1,2,6,4の順番です。
相互に鎖錠する関係上などで
微妙な順番です。
朱鞠内と幌加内の間で
列車が正面衝突させないための
「タブレット閉そく方式」の機械です。

簡単に言えば
両隣の駅で「通行券」を1枚だけ出し
その券がこの機械に収められるまで
次の列車は発車させない。
って事で衝突を防止します。
事務室内で
構内図を撮らせてもらいました。
小さすぎて見づらいですね…。
朱鞠内から名寄に戻る気動車内で。
初夏に映える緑。
もう、この景色は見られないと思うと
寂しいかぎりです…。

1994「初夏」篇 その2へ 続く


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