1994年6月の上砂川支線・砂川〜上砂川の風景 その1

砂川駅信号扱所です。
特別に許可を頂きました。

制御版上部の
黒いテープで覆われている部分が
上砂川支線の信号テコです。
広い構内を越えていた跨線橋です。
支線廃止後も暫くは残っていましたが
今は解体されたようです。
跨線橋の入口は封鎖されていますが
それ以外は現役時と変わりが無い
支線専用ホームでした。
見え難いですが
出発信号機は消灯のみで
横向きになっていません。

線路が錆付いているほかは
今にも列車が到着しそうな雰囲気です。
砂川駅をあとにして目指すは上砂川駅。
振り返って1コマ撮りました。
ちょうど、列車到着寸前は
こんな風景だったのでしょうね。
カーブを過ぎて上砂川を向くと、
こんな感じの一直線でした。
上の写真の位置より
砂川方を望むとこうなります。
信号機は「横向き」になっていました。
記録では「遠方信号機」と残っていますが
場内信号機の誤り??
奥に見えるコンクリート橋は
「北海幹線用水路」です。
上の写真より4〜500メートルの位置?に
ATS地上子が残っていました。
なので遠方ではなく場内だったのかな
と判断しましたが、事情通の方
一方頂けると嬉しいです。
全ての踏切に
このように柵がしてありました。
くぐるには低く、またぐには高い。
迂回するのも一苦労…。
地元のおばちゃんと
『じゃまな柵だねぇ』ってすれ違いました。
道央道を過ぎると直線が終わり
緩やかな右カーブでした。
平坦に見えますが
20/1000の上り勾配区間です。
場所は「下鶉」の寸前です。
橋の上にも勿論『柵』が待ってました。
砂川を向かっての撮影です。
真後ろが下鶉駅になります。

廃止後に作られた踏切??
レールの継ぎ目板が外されていますね。

1994年6月の上砂川支線 その2へ続く