道内・引込み線です。


1999年5月の留萌駅付近にて

留萌駅の旧信号扱所です。
特別の許可を頂き
撮影させて頂きました。

『第1種電気機連動装置』
を目の当たりにすると
カメラを持つ手がドキドキで震えます。
照明軌道盤です。
下に僅かに残る程度の線路…。
消されてしまった部分には
どんな構内が広がっていたのでしょうか…。
構内が広かっただけあり
信号テコの数も沢山ありますね。
フラッシュが反射して見えないですが
最後まで使われていたのは
両端の2つだけのようです。
使用廃止になった後でも
転てつリバー群は黒光りしていていました。

右は19号分岐のテコで
順に左端は26号分岐のテコです。
19号以外は電気鎖錠器付ですね。
扱所内の風景です。
手前に見える大きな黒い箱は
骨董品(!?)の卓上テコです。
ただ、何に使われていたかは不明ですが…。
3つ上の写真は増毛方の信号テコでしたが
こちらは峠下方(深川方)の信号テコです。
こちらも色のついているテコが
最後まで使われていたようですね。
峠下方のテコ群です。
信号テコ18本は圧巻です!!
信号扱所の1階は鉄管の巣(?)状態でした。
立クランクが整列してました。
扱所の外は各分岐器へ向けて
鉄管が延びていました。
90度に向きを変える「デフレクショんバー」が
並んで取り付けられるのが分かりますね。
旧信号扱所の全景です。
現在の信号所は駅舎内です。
留萌駅から増毛方に散歩していたら
双子の(?)橋梁がありました。
左は「第10留萌川橋梁」で
右は「■港橋梁」と書いてありました。
写真が不鮮明で解読不能です。
ご存知の方、一報をお願いします。
その「■港橋梁」です。
副港を渡っていますが
どこまで側線が延びていたのかも不明です。
増毛方から留萌駅の全景です。
遠くにはヤード灯も見えますね。
跨線橋は切り落とされ
広かった構内は雑草に覆われ
羽幌線や天塩炭砿鉄道のターミナルだったとは
思えないほどひっそりしていました。
構内のはずれにあった
気道車庫でしょうか?
使われていないらしく
草むらに佇み線路は錆付いてました。
線路図には
「庫1#」「庫2#」と記載されていました。
左から1番線、2番線です。
ちなみに写真を撮った場所は
「キ6」という分岐器の上です。
青い扉は閉まったまま
いつから放置されているのでしょうか…。
その扉の隙間から中を覗きました。
2両ぐらいは入りそうです。
ピットもあったって事は
仕業検査程度はしていたのでしょうか?
上に出てきた「双子の橋梁」です。
写るんですで違う角度から撮っていました。


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