1999年5月の羽幌炭礦鉄道跡の風景

築別から走ること約16キロ。
携帯の電波も届かない場所に
羽幌炭礦跡は佇んでいました。
この写真は石炭を運び出すホッパー跡です。
近づいてみると
ホッパーの側壁には
「羽幌鉱業所」と「社章」の看板が
しっかり残ってました。

鉄道名は「羽幌炭礦鉄道」で
施設名は「羽幌鉱業所」と
「鉱」と「礦」の両方が使われています。
どちらが正しいのかはご存知の方
情報をお待ちしています。
ホッパーの内部です。
この下に貨車が入って
石炭を積んでいたのですね。
線路は残っていませんでした。
ホッパーを逆側より撮影です。
写真では分かりづらいですが
かなり巨大な建物って印象でした。
築別炭鉱駅をあとにして
レンタカーにて築別へ戻る途中に撮りました。
この場所は築別炭鉱〜曙の間だと思います。
不思議な橋梁です。
橋脚の形と大きさが違いますし
使われているガーダー橋も
1つ1つ違いますね。
上の写真を反対側から撮ったものです。
寄せ集めの橋って感じがしませんか??
上の写真のアップです。
橋脚の形に注目です。
丸い足、太い足、細い足と
それに支えられているガーダー橋の大きさも
太さと長さが個々に違います。
上の写真とは別の場所だと思います。
曙〜築別の間にも
多数の橋梁が残っているので
詳しく調査して出かけなくても
レンタカーで走っているだけで気付けます。
多分、上の写真の橋梁を
横から撮ったものだと思います。
撮影を拒否されるかのように
木々に覆われていました。
場所が前後しますが
築別炭鉱駅の奥にある
炭鉱住宅です。
30年以上も使われていないとは
思えないくらいの立派な作りです。

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